「ロリータ」について
2016 / 05 / 30 ( Mon )
ロリータ2


ええと、
おそらく「ロリータ」と言えば"幻の美少女"だという思い込みが
「ロリータ」をまだ読んだことのない方々に流通しているのではないかと思います。


ロリコンでもないあっしが
「ロリータ・コンプレックス」について長々と語るのはおかしな話ですが タンタン ← 机を叩く音

お粗末ながら (誰も読まれぬことを祈り
こっそり講釈の真似をしてみたいと思います m(_ _)m ペコリ

ではまず、本の内容を一言で申しあげます。


大切な人を失った 心の傷。  



 この話の主人公は 幼少期に同じ環境で育った12歳の恋人(少女)を病気で失い、大きな傷心を抱え大人になります。
そして25年後、彼は異常ともよべる性癖を持ち 一人の少女を溺愛し、
ゆえに心は深く々傷ついてゆく …それだけのお話。


とにかく 痛い。 


著者(ハンバート博士)自身が書いた本なので、 まるまる鵜呑みにはできないのですが
この本を読んで痛ましいと思うのは


彼は ”現実にいるニンフェットを愛した” ということ。


ニンフェット= 少女の姿をした夢魔。 or 9歳から14歳までの少女。 
彼は幻想と供述を延々くりかえします。


「25歳の男性が付き合える相手として 16歳の女の子なら構わなくても 、12歳の女の子はいけない」

「ものにしてもいい女性との関係は、ほんの緩和剤にすぎず、心の充足にはならない」などなど

「ただ、これらの苦悩は20代から30代前半にかけては 理解の糸口すらできていなかった・・・」  と申されるのですが……


あくび退屈



異常に抑圧された欲求というのは 気持ちが悪いというより恐怖ですが、
嫉妬というのもまたしかりで。


”「死ぬ運命にある人間の道徳意識はいわば税金であり
滅ぶ運命にある美という意識に対して我々はそれを払わねばならない」”
   (ハンバード博士




嫉妬の魔女魔女




*人生というものがなんであるか" ご存じ "の方にとって、容易に乗り越えられる課題とも思われます。


失った少女の影を追いかけ、
失わせまいという気持ちにいたるまでの追憶。


守りたいこの笑顔
守りたいこの笑顔




最後にこの作者(博士)は、この本が彼女の死んだ後に出版されるよう遺書を記し、
現実に暮らす最愛の” ドローレス・ロリータ・フェズ”嬢に俗世間の注目が及ばぬよう、
刑務所の中で寂しくなくなります。

彼が犯した犯罪とは 愛するロリータを殺した訳でもなく、夫となる人を殺したでもなく、
それどころか 二人の結婚を祝福し…

彼が犯した罪とは  ロリータ(14歳)を騙してハリウッドへ連れていき 靴底の下をなめさせた
三流作家の詐欺師 (←こいつが本当のクズ) を殺害したこと。

(最近のニュースでよく耳にされる男の殺人鬼というのは 経緯はどうあれ 自分以外の誰かを
本当に愛したことはあったのか…フェミ&オポチュニストの立場として疑問が残ります)


作者は 「ロリータ」という書物が50年後の先も生き延び、
そして そのときに出会った読者によって”スキャンダラスな書物”というだけでなく、
初めて 本当の「ロリータ」の姿 を発見されるはずだと祈りにも似た自信で 預言されます。(1952年出版 )



菖蒲様おまんじゅう食べ過ぎですよもぐもぐ



「ロリータ」には生まれつき父はなく、母親は不慮の事故で失い、
博士は有名な蝶の収集家であると、つまり・・・・・・






悪のりする無名ちゃんがおがおがおー!


いえ、ピンときて頂ければ 歓天喜地 恭倹啾啾。
なにからなにまでこの娘みたいなので  悪ノリしたくなりました(^^;  
(正確は 和風ニンフェット)




R12.jpg未完成




(ロリは好きじゃねえと思ってたんだけどなあー……ぶつぶつ)

あれ? 注意がきがしてある  ええと、なになに、ふむふむ…


"この本を最後までお読み頂き ありがとうございます。
読者さまの中にごくマレに ロリータに対しつよい共感と好意を抱き、
なんらかのはしかにかかる方がございます。
兆候のある方はご注意を”



おそいよーー!!ΣΣ( ̄□ ̄;;)



 







〔追談 〕 
えと、 ロリータに限らず 世界の美女にはとてもよい浪費癖というのがありますようで…(;´・ω・)


不眠症で悩む 皇帝ナポレオンは
かの愛妃ジョセフィーヌ嬢 が自由気ままに増やしていく借財の山に心底困り果て

"我が輩の辞書に不可能はなーい! ・・・洋服代というジョセフィーヌ以外は" 
こんな皮肉もいったとか、言わなかったとか。

ボナパルトのなみだ

貴族や財産家にとって彼女らの存在は恐ろしい悪魔のようですが、
小市民にとってはありがたいお客様(神様)になるようでして、
フランスが愛する女性像というのも これに近いのかもしれませんね。

*ついでに申しますと、ロリータと少年ニンフェットの大きな違いは(恐らく)暴力的か否か。
 暴力は、少年が革命へと突き進む原動力のひとつ。


スバルくん残念です!
  
REゼロは大好きなアニメですが……上達には向かないよぉです。 とうぶんはカバネリで。





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